ファミマの中華まん2024
寒い冬に食べたくなる、あたたかくて美味しい中華まん。ファミリーマートでは、お客さまに様々なシーンで楽しんでいただけるようにバラエティ豊かな中華まんをご用意しています。今回は、開発担当者に中華まんへの熱い想いとともに、中華まんの魅力に迫ります。
定番・進化系・話題の中華まん
冬の定番をもっと美味しく、もっと楽しく
FF・スイーツ部 カフェ・スチーマーグループ 日野 夏喜さん
定番の中華まん「極旨 黒豚まん」
素材へのこだわりが光る逸品
ファミリーマートの中華まんの中でも、「黒豚まん」は特に人気の高い定番商品です。30年以上、中華まんのトップ2であった「ピザまん」を追い越し、現在は「肉まん」と並んでトップ2に君臨しています。
国産100%の黒豚や玉ねぎなどの素材へのこだわりはもちろんですが、実は美味しさを左右する重要な要素は、塩にあります。開発時には約40種類の塩を試して、素材本来の旨味を引き出せるアルペンザルツ岩塩を選定しました。「一度食べると、普通の肉まんには戻れない!」というお客さまもいるほどご好評いただいています。
国産黒豚を100%使用した、粗挽きミンチのゴロッとした肉の食感と玉ねぎの甘みが特徴の黒豚まんです。通常の肉まんの1.3倍の重量、黒豚のカットサイズも大きく、食べ応えも抜群です。
進化系中華まん「こんがりビストロまん」
中華まんの常識を覆し、進化し続ける
「ビストロまん」は、具材が見える「進化系中華まん」として、2023年にデビューしました。具材が見えるのが大きな特徴で、ひとくち目から、具材の美味しさを存分に味わえます。
2024年10月末に発売した「ビーフシチュー」は、お客さまアンケートで食べてみたい味No.1を商品化しました。
これまでにお客さまからいただいたご意見をもとに、具材の量を増やし食感の良さを追求、チーズの伸びも良くしました。味の決め手であるビーフシチューは、3日仕込みのデミグラスソースと、赤ワインに漬け込んだビーフを組み合わせ、深いコクと旨味を引き出し専門店のような本格的な味を目指しました。
スイーツ系中華まん「森永製菓監修 ホットケーキまん」
毎年話題の商品をさらにおいしく、新作アレンジレシピも
毎年ご好評いただいているスイーツ系中華まんですが、今年はホットケーキのような食感と味をより再現できるよう工夫しました。生地はふわふわ感と卵の風味を増やし、具材はバターとシロップをかけたホットケーキのイメージで、甘じょっぱい仕立てにしました。これにより、一口食べたら止まらない、中毒性のある味わいになっています。
この味を実現するのに、本当に苦労しました。最初は、シロップの甘みとバターの塩味がうまく調和せず、もはやホットケーキとは言えない味に・・・。試行錯誤の結果、シロップの粘度を調整し、甘みと塩味を舌で順番に感じられるよう工夫することで、まるでバターとシロップをかけたホットケーキを食べているような味わいの「ホットケーキまん」が完成しました。
毎回アレンジレシピで楽しんでいただくお客さまも多く、さまざまな楽しみ方で話題となっています。画像(右)は、厚切りソーセージとスライスチーズを組み合わせた新作アレンジレシピ。
お客さまに「ほっこり」を届けたい
お客さまの笑顔のために、これからも進化を続ける
今年の中華まんも、様々なシーンで楽しんでいただけるよう、定番から新商品まで、バラエティ豊かな中華まんをご用意しています。これからますます寒い季節がやってきますが、皆さまの日々の生活のパワーの源になる美味しい中華まんの開発に励んでまいります。